作り方・使い方

すのこで作るコンポストの作り方|木枠タイプの手順と注意点

すのこ4枚を箱状に組むだけで、通気性の高い大容量コンポストが作れます。庭の落ち葉や草の処理に向いた方式です。

庭の落ち葉や草、生ごみをまとめて処理したいとき、すのこを組んだ木枠コンポストは費用対効果が高い選択肢です。ホームセンターのすのこを4枚買って組むだけで、市販の大型コンポスターに近い容量が確保できます。

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先に結論

すのこコンポストは「庭があって、落ち葉や草を大量に処理したい人」向けです。すき間から自然に空気が入るため通気性が高く、大容量にしやすいのが利点。一方で底がなく土に接するため、ベランダでは使えません。

すのこで作るメリット・デメリット

内容
メリット 材料費が安い / 通気性が高い / 大容量にできる / 分解・移動が簡単
デメリット 木が腐る / 底がなくベランダ不可 / 虫や小動物が入りやすい / 見た目が素朴

通気性の高さは、そのまま「乾きやすさ」でもあります。夏場は水分が飛びすぎて分解が止まることがあるので、様子を見て調整が必要です。

用意するもの

  • すのこ4枚(同じサイズのもの。押入れ用の大きめが扱いやすい)
  • 結束バンド、または蝶番と木ねじ
  • 防虫ネットまたは寒冷紗(すき間から虫が入るのを抑える場合)
  • ブロックや角材(地面から浮かせる場合)
  • フタ用の板または波板(雨よけ)

結束バンドで留めると、解体して収納するのが簡単です。しっかり固定したい場合は蝶番でつなぐと、折りたたみ式にできます。

作り方

  1. 設置場所を決める

    土の上で、水はけがよく、直射日光が一日中当たらない場所を選びます。家の壁や隣家との距離も確認してください。においや虫のトラブルを避けるため、窓の近くは避けます。詳しくはコンポストの置き場所の選び方を参照してください。

  2. すのこ4枚を箱状に組む

    四方を囲むように立て、角を結束バンドで固定します。底板は付けません。土の微生物が下から入ってくることで分解が進みます。

  3. 地面から少し浮かせる(推奨)

    四隅にブロックや角材を置き、すのこの下端が直接土に触れないようにします。木が腐るのは土に接した部分からなので、この一手間で寿命がかなり変わります。

  4. 内側に防虫ネットを張る(任意)

    すき間が大きい場合は、内側からネットを張ると虫の出入りが減ります。ただし通気性は落ちるので、様子を見ながら判断してください。

  5. 落ち葉や枯れ草を先に敷く

    底に乾いた材料を10cmほど敷いておくと、水はけが良くなります。

  6. 生ごみと乾いた材料を交互に積む

    生ごみだけだと水分過多になります。落ち葉・枯れ草・米ぬかなどと層にして積むのが基本です。

  7. フタや波板をかぶせる

    雨が直接入ると水浸しになります。詳しくはコンポストは雨ざらしでいい?を参照してください。

長持ちさせる工夫

すのこコンポストの最大の弱点は木が腐ることです。次の工夫で寿命を延ばせます。

  • 地面から浮かせる — 効果がもっとも大きい
  • 雨が直接当たらないようにする — 波板やフタをかぶせる
  • 杉やヒノキなど、比較的水に強い木材を選ぶ
  • 屋外用の防腐塗料を塗る — ただし内側には塗らないでください。堆肥に成分が移るおそれがあります

木製コンポストの耐久性については木製コンポストのメリットとおすすめ商品でも解説しています。

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すのこ型で用意しておきたいもの

すのこ型はすき間が大きく、虫や小動物が入りやすい構造です。防虫ネットで覆っておくと安心して使えます。木製容器を買う場合の比較用に、市販の木製タイプもあわせて掲載します。

価格・在庫は変動します。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。

何を入れるか

すのこ型は容量が大きいため、庭から出る落ち葉・枯れ草・剪定枝の処理に向いています。

生ごみを入れる場合は、必ず中に埋めて上から材料をかぶせてください。表面に出ていると、すき間から虫や小動物が寄ってきます。

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注意

すのこ型は密閉性がないため、ネズミや野良猫などが寄ってくることがあります。生ごみを入れる場合は必ず埋め、フタで上を覆ってください。動物対策はコンポストに動物・ネズミが寄るときの対策にまとめています。

庭がない場合の代替案

すのこ型は土の上に置く前提なので、ベランダでは使えません。ベランダで始めたい場合は次を検討してください。

あわせて読みたい 手作りコンポストにおすすめの容器・基材の選び方 コンポストは専用品を買わなくても、身近な容器と基材があれば手作りで始められます。容器選びと基材選びのポイントをまとめました。 作り方 ・ 読了目安 6分

よくある質問

すのこは何枚必要ですか?
四方を囲むなら4枚が基本です。底は付けず土に直接触れさせるのが一般的で、フタを付ける場合はもう1枚必要になります。
すのこはどのくらいで腐りますか?
木材の種類・防腐処理・雨当たりで大きく変わります。土に接する部分から傷むため、地面から少し浮かせる、または脚を付けると長持ちします。
ベランダでも作れますか?
すのこ型は底がなく土に接する前提の方式なので、ベランダには向きません。ベランダならバッグ型や密閉容器を選んでください。

作り方がわかったら、道具とトラブル対策も

必要な容器・基材をそろえ、つまずきやすい虫とにおいの対策を先に知っておくと失敗しにくくなります。

容器・基材の選び方を見る虫・におい対策を確認する

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