庭の手入れで出る落ち葉や雑草、剪定した枝は、コンポストにとって優秀な炭素源になります。生ごみだけに偏りがちな家庭コンポストのバランスを整えるうえでも役立つ材料です。
落ち葉・雑草は優秀な炭素源
生ごみは水分・窒素分が多い「窒素源」であるのに対し、落ち葉や枯れ草は乾いた「炭素源」にあたります。両者をバランスよく混ぜることで、水分調整と分解の促進を同時に行えます。落ち葉を乾燥した状態でストックしておき、生ごみを投入するたびに一緒に混ぜ込む使い方が効果的です。
剪定枝は太さによって扱いが変わる
細い枝・葉はOK、太い枝は要工夫
細い枝や葉であれば、小さく刻んで投入すれば問題なく分解が進みます。一方で太い枝は分解に非常に時間がかかるため、剪定ばさみで細かくするか、自治体の剪定枝回収に出すことも検討してください。
種のついた雑草は要注意
種子が生き残る可能性がある
堆肥化施設のような高温環境と異なり、家庭用コンポストは十分な高温にならない場合があり、雑草の種子が死滅せずに残ることがあります。完成した堆肥を庭にまいた際に雑草が増える原因になるため、種のついた雑草は投入を避けるか、天日でしっかり枯らしてから少量だけ投入するようにしてください。
病気にかかった植物の残渣は避ける
病気や害虫が発生した植物の残渣は、コンポストに投入すると病原体が残ったまま堆肥に混ざる可能性があります。こうした植物は可燃ごみとして処分するのが安全です。
あわせて読みたい コンポストに新聞紙・段ボール(炭素源)は入れていい?分解のコツと注意点 新聞紙や段ボールは、コンポストの水分調整・炭素源として積極的に活用したい材料です。使い方のコツと避けるべき紙類を解説します。よくある質問
剪定した太い枝もそのまま入れられますか?
種のついた雑草を入れると庭に雑草が広がりませんか?
作り方がわかったら、道具とトラブル対策も
必要な容器・基材をそろえ、つまずきやすい虫とにおいの対策を先に知っておくと失敗しにくくなります。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。