米ぬかは精米の際に出る副産物で、微生物の栄養源として発酵を早める効果が期待できる、身近で手に入りやすい材料です。ここでは米ぬかを使ったコンポストの作り方とコツを解説します。
米ぬかがコンポストに良いとされる理由
米ぬかには微生物が増殖するためのエネルギー源となる栄養分(タンパク質・脂質・糖分など)が豊富に含まれています。基材や生ごみに少量混ぜ込むことで、微生物の活動が活発になり、分解のスピードが早まりやすくなるといわれています。この仕組みはコンポストの仕組み解説で紹介した、微生物による分解メカニズムと同じ原理です。
米ぬかを使ったEM(ボカシ)式との関係
米ぬかにEM菌(有用微生物群)を混ぜて発酵させたものは「ボカシ」と呼ばれ、EM式コンポストの主要な資材として使われています。米ぬか単体でも一定の効果は期待できますが、より確実に発酵を進めたい場合は、EM菌をあらかじめ混ぜ込んだ市販のぼかし材を使うのも選択肢です。
発酵をより確実に進めたい場合
米ぬかにあらかじめEM菌を混ぜ込んだ発酵促進剤です。単体の米ぬかより発酵の立ち上がりが安定しやすいとされています。

EMぼかし(生ごみ発酵促進剤) 川端滝三郎商店
コンポスト用の発酵促進剤・ぼかし肥料
価格・在庫は変動します。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。
米ぬかの使い方の基本ステップ
米ぬかを入手する
精米店・コイン精米機・ホームセンター・通販などで入手できます。無料で分けてもらえる場合もあります。
生ごみ・基材と少量ずつ混ぜる
一度に大量に入れず、投入する生ごみの重量に対して1〜2割程度を目安に混ぜ込みます。
よく混ぜて空気を含ませる
米ぬかがダマにならないよう、基材全体によく混ざるようにかき混ぜます。
数日〜1週間ほど様子を見る
発酵が進むと、ほんのり温かくなったり、甘酸っぱいにおいがしてくることがあります。腐敗臭がする場合は水分過多のサインなので、乾いた基材を足して調整してください。
使用時の注意点
米ぬかは栄養価が高い分、入れすぎると油分・窒素分の過多につながり、べたついた質感やカビ・悪臭の原因になることがあります。少量から試し、様子を見ながら加減するのが失敗しないコツです。カビが発生してしまった場合の対処法はコンポストにカビが生えたときの対処法で解説しています。
よくある質問
米ぬかはどこで手に入りますか?
米ぬかを入れすぎるとどうなりますか?
作り方がわかったら、道具とトラブル対策も
必要な容器・基材をそろえ、つまずきやすい虫とにおいの対策を先に知っておくと失敗しにくくなります。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。