種類・比較

キエーロ(土中式コンポスト)とは?仕組み・作り方・デメリット

キエーロは、木箱を土の上に置くだけのシンプルな構造で、天気が良ければ1日で生ごみが土に還るスピードの速さが特徴です。仕組みと注意点を解説します。

キエーロは神奈川県藤沢市で考案された、木箱と土の力だけで生ごみを分解する土中式コンポストです。電気を使わず、天気が良ければ1日程度で生ごみが土に還るほど分解が速いことで知られています。

キエーロの仕組み

キエーロは底のない木箱を庭や畑の土の上に設置し、その中に生ごみと土を交互に入れて混ぜるだけの、非常にシンプルな構造をしています。太陽光による地温の上昇と、土の中にもともと生息している土壌微生物のはたらきによって、開放型でありながら比較的速いスピードで分解が進みます。仕組みそのものはコンポストの仕組み解説で紹介している好気性分解の原理と同じです。

キエーロのメリット

  • 電気を使わず、ランニングコストがほとんどかからない
  • 天候が良ければ1日程度で生ごみが目立たなくなるほど分解が速い
  • 構造がシンプルなため、木材があれば自作しやすい

キエーロのデメリット

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導入前に知っておきたい注意点

土の上に直接設置する構造上、庭や畑がない集合住宅では基本的に使えません。また雨や低温期には分解が遅くなりやすく、雨よけの屋根や、寒い時期の管理に工夫が必要です。土の量が少なすぎると分解が追いつかなくなるため、ある程度の広さの設置スペースも必要になります。

作り方の基本ステップ

  1. 底のない木箱を用意する

    雨に強い木材(杉材など)とすのこを使えば自作もできますが、市販のキエーロ専用商品を購入すれば、組み立ての手間なく始められます。蓋付きの木製タイプなら、庭がなくてもベランダに設置できます。

  2. 土のある場所に設置する

    日当たりが良く、水はけの良い場所を選びます。雨が直接当たる場所の場合は、雨よけの屋根を取り付けます。

  3. 生ごみと土を交互に入れる

    生ごみを入れたら、必ず同量程度の土をかぶせます。土をかぶせることで虫が寄りつきにくくなり、においも抑えられます。

  4. 定期的に混ぜる

    週に数回、シャベルなどで底から掘り返すように混ぜ、酸素を行き渡らせます。

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ベランダにも置ける蓋付きキエーロ

庭がなくても使える蓋付きの木製タイプです。土を入れて使うため、設置スペースと重さを事前に確認しておくと失敗しません。

木製キエーロ(モクメク) 蓋付き

キエーロ(土中式)・木製・蓋付き

価格・在庫は変動します。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。

運営者 たかひろ

私はマンションのベランダで、市販の蓋付き木製キエーロを使っています。自作もできる方式ですが、私は既製品を購入しました。庭がなくても、蓋付きのタイプを選んで置き場所を工夫すれば、集合住宅でも十分に続けられています。

キエーロが向いている人・向いていない人

電気代をかけずに、なるべく速く生ごみを処理したい人にキエーロは向いています。庭がある場合は底のないタイプをそのまま土の上に設置でき、庭がない場合でも、土を入れて使う蓋付きの木製タイプを選べばベランダで使えます。一方、雨風の管理に手間をかけたくない人や、土を扱いたくない人は、電動生ごみ処理機や密閉容器のほうが続けやすい傾向があります。方式ごとの比較はコンポストの種類を徹底比較、購入して始めたい場合はコンポストのおすすめ人気ランキングもあわせてご覧ください。

よくある質問

キエーロは自分で作れますか?
木箱の底を抜いて土の上に設置するだけの単純な構造のため、DIYで自作する人も多い方式です。市販の木材やすのこを使い、雨よけの屋根を付ければ自作できます。
マンションのベランダでも使えますか?
キエーロは土の上に直接設置する構造上、コンクリートやタイルの上には設置できません。庭付き戸建てや、プランターの土を大量に使える環境向けの方式です。マンション向けの方式は密閉容器や電動生ごみ処理機を検討してください。

タイプが決まったら、次は製品選びへ

住環境と家族人数に合う製品を絞り込み、購入前に自治体の補助金も確認しておくと出費を抑えられます。

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