コンポストを長く続けていると、発酵の状態をもう少し安定させたい、と感じることがあります。ここでは温度とpHという2つの指標から、発酵をコントロールする考え方を紹介します。
発酵中は温度が上がるのが自然
生ごみの分解が順調に進んでいるとき、微生物の活動によってコンポスト内部の温度が上がることがあります。とくに好気性の発酵が活発な段ボールコンポストなどでは、この温度上昇が「うまく分解が進んでいるサイン」として使われます。
温度が上がらないときは基本の見直しを
期待するほど温度が上がらない場合、水分量・空気の入り方・基材とのバランスに原因があることが多いです。原因の切り分け方はコンポストが発酵しない・温度が上がらない原因と対策で解説しています。
pHの目安
微生物が活発に働きやすいのは、中性〜弱アルカリ性に近い環境とされています。生ごみの投入が偏りすぎると酸性に傾くことがあり、その場合はもみ殻くん炭や草木灰など、アルカリ性寄りの資材を加えてバランスを取る方法があります。
温度・pHはあくまで目安の指標
家庭用のコンポストでは、温度やpHを厳密に管理しなくても、基本的な水分・攪拌の管理ができていれば問題なく堆肥化は進みます。より詳しく知りたい中〜上級者向けの指標として、参考程度に活用してください。
完成までの日数の目安も確認する
発酵が順調に進んだ場合、堆肥として完成するまでの日数の目安はコンポストは何日で堆肥になる?完成までの期間目安で紹介しています。虫・臭いのトラブル全般はコンポストの虫・臭い対策 完全ガイド【離脱理由No.1を解決】もあわせてご覧ください。
よくある質問
温度を測る温度計は必要ですか?
pHはどうやって測ればいいですか?
トラブルが続くなら、容器の見直しも一つの手
密閉性の高い容器や電動タイプに変えるだけで、虫・においの悩みが解消するケースもあります。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。